ツール概要
「ユーザーストーリーマップ」とは、ユーザーが製品やサービスを利用する際の行動を時系列で整理し、ユーザーの要求事項や目的を「ユーザーストーリー」としてマッピングして優先順位を可視化したものです。この作成方法を「ユーザーストーリーマッピング」と呼びます。
主にアジャイル開発で使用され、ユーザー視点を中心に行動全体を捉えながら、プロダクトのリリース計画や調整に役立てられます。
利用者・活用シーン
プロダクト(システム)開発を価値あるものにするためには、利用ユーザーの視点で考えることは非常に重要であり、プロダクト開発の関係者全員に役立つツールとなります。
プロダクト(システム)開発をリードする責任者
業務部門担当者
開発者
UIUXデザイナー
ツールレベル
中級
ツールレベルとは ・初級:特段の事前学習を要さず、本実践ガイドの学習のみで活用可能 ・中級:関連フレームワークについて別途研修等により学習済みであることが前提 ・上級:関連フレームワークをすでに実践済みであること、又は、個別の知識領域に関する高度な知見があることが前提
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前提・留意事項
ユーザーストーリーマップを作成する前に、「ペルソナ」を作成し、「カスタマージャーニーマップ」を用いてユーザーの行動を分析しておくと、ユーザーニーズをより深く理解した上で検討を進めることができます。
さらに、アジャイル開発におけるプロダクトバックログやアジャイルの見積り方法を理解しておくと、ユーザーストーリーマップがその後のプロセスにどのように繋がるのかをイメージしやすくなります。
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■ 意義・特徴
顧客(エンドユーザー)の行動とプロダクト(またはサービス)に求める価値を時系列で整理し、それを実現するために必要な機能や要件をマッピングして優先順位をつけます。これにより、プロダクトの全体像をユーザー体験の視点で可視化することが可能となります。また、チーム全体で「実現する価値の目的」や「何を優先して提供するのか」を視覚的に捉え、共通理解を深めることができます。
従来は機能単位に開発を進めることが一般的ですが、ユーザーストーリーマップを活用することで、ユーザー行動に着目し、ユーザーにとってどのような価値を提供するかという視点から段階的に開発を進めることができます。
■前提や予備知識は必要か
ユーザーストーリーマップを作成する前に、「ペルソナ」を作成し、「カスタマージャーニーマップ」を用いてユーザーの行動を分析しておくと、ユーザーニーズをより深く理解した上で検討を進めることができます。
さらに、アジャイル開発におけるプロダクトバックログやアジャイルの見積り方法を理解しておくと、ユーザーストーリーマップがその後のプロセスにどのように繋がるのかをイメージしやすくなります。
■ 使い方
プロダクトオーナー、関係部門の担当者、開発者が集まり、全員で対話を重ねながら進めます。このプロセスにより、チーム全員が顧客体験のニーズを深く理解し、優先すべき機能を検討できます。これにより、ユーザーが達成したいことについての共通理解が生まれ、優れたプロダクトの創出につながります。
(進め方)
事前準備 : 目指すミッション、ビジョンを確認する
ペルソナを確認する
ペルソナの課題やニーズを確認する
